バッド・エディケーション
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作品上映
バッド・エデュケーション
LA MALA EDUCACION
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バッド・エデュケーション
LA MALA EDUCACION
謎、秘密、欲望、真実、愛……
美しい2人の青年の物語
「オール・アバウト・マイ・マザー」「トーク・トゥ・ハー」など、様々な"愛"を描いてきたスペインの鬼才、ペドロ・アルモドバル。10年以上も暖めていた題材であるという新作「バッド・エデュケーション」は監督自身の半自伝的な物語だ。舞台は1980年のマドリード。新進気鋭の青年映画監督エンリケの元にイグナシオという一人の青年が脚本を手に突然現れた。イグナシオはエンリケが少年時代を過ごした神学校寄宿舎での親友だった。エンリケは変わり果ててしまった親友に戸惑いを感じるが、彼が持ち込んだ脚本と、そしてイグナシオ自身に惹かれていく……。その脚本にはかつて神学校で二人を引き裂くことになった出来事が描かれていたのだった。彼は本当にイグナシオなのか?そして真実は?主演は「モーターサイクル・ダイアリーズ」で一躍ブレイクしたガエル・ガルシア・ベルナルと「アナとオットー」のフィレ・マルティネス。ガエルはファム・ファタールであるイグナシオを演じ、妖艶な女装姿も披露している。アルモドバル作品は、とにかく色彩のバランスのよさ、とりわけ原色の美しさが印象的だ。オープニングの赤と黒のクレジットが始まった時から、その独特の映像に引き込まれてしまう。今までもタブーとされる題材を多く作品にしてきた彼だが、この作品でも「少年愛」や「同性愛」などが描かれている。しかし、この映画がただの“悪趣味"な映画で終らないのは、人間の奥底に潜む情熱や欲望がいかに悲しいものかを巧みに表現しているからだと思う。決してきれい事ではない「愛」を正面から描くことができる数少ない一人ではないだろうか。是非アルモドバルの描く愛の形を堪能して欲しい。
解説:あんのきよみ(コミュニティシネマ/プログラムコミッティ)
2004年/105分/スペイン
監督:ペドロ・アルモドバル
出演:ガエル・ガルシア・ベルナル、フェレ・マルティネス
上映/イベントスケジュール
上映期間:2005年7月1日(金)〜3日(日)
日付 | 時間 |
上映作品 イベント |
7月1日(金) | 13:00〜14:45 |
バッド・エデュケーション |
7月1日(金) | 19:00〜20:45 |
バッド・エデュケーション |
7月2日(土) | 13:00〜14:45 |
バッド・エデュケーション |
7月2日(土) | 16:00〜17:45 |
バッド・エデュケーション |
7月3日(日) | 13:00〜14:45 |
バッド・エデュケーション |
7月3日(日) | 16:00〜17:45 |
バッド・エデュケーション |
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チケット情報
料金
当日
- 一般
- 1,000円
- any会員
- 800円
- 学生
- 800円
- any会員の学生
- 500円
- 青少年(18歳未満)
- 500円
- 特別割引
- 500円
備考
チケットは当日券のみ。館内2階・スタジオC前の券売機でご購入ください。
特別割引は、シニア(65歳以上)と障がい者および同行の介護者が対象となります。
基本情報
上映期間 |
2005年7月1日(金)〜3日(日) |
上映作品 | 1作品 |
チケット情報 | 有料 |