砂の器
上映作品1作品
作品上映
砂の器
作品上映
/0
砂の器
日本映画の金字塔
松本清張原作社会派サスペンスの最高傑作
「点と線」「ゼロの焦点」などで日本を代表する作家松本清張の同名小説が野村芳太郎監督と山田洋次、橋本忍の脚本により映画化された感動作品。ある殺人事件を追う刑事(丹波哲朗、森田健作)は執念の捜査の結果、栄光を目前とした若い音楽家(加藤剛)が事件と何らかの関連があることを突き止める。彼は悲しい過去を持っていた。1974年制作であり、私は中学生の時に当時小郡町にあった「ニュー丸三」で観ている。その後テレビでも放送されたと思うが、30年経った今でも、遍路の親子が各地で差別を受け、雪の中をさまよう姿を遠くからのカメラで追うシーンが心に残っている(私見だが、このシーンは後の韓国映画「風の丘を超えて」の中で旅するパンソリの親子の姿と重なるものがある)。そして、そのバックに流れているピアノ曲は芥川也寸志の音楽であり、「宿命」という題名のとおり、重く心に響く。30年前だから描くことが出来た現実の姿(今のテレビでは出来ない)。また素晴らしい映像と音楽に加えて、豪華な出演者(みんな若い)がまだ元気だった日本映画の力を感じさせてくれる作品。是非御覧下さい。見逃すことの出来ない、そして懐かしい日本映画の傑作の中の1本です。
解説:山口映画友の会 児玉頼幸(コミュニティシネマ/プログラムコミッティ)
1974年/日本/143分
監督:野村芳太郎
原作:松本清張
脚本:橋本忍、山田洋次
音楽監督:芥川也寸志
出演:丹波哲郎、加藤剛、森田健作、島田陽子、緒形拳、加藤嘉
上映/イベントスケジュール
上映期間:2004年1月23日(金)〜25日(日)
日付 | 時間 |
上映作品 イベント |
1月23日(金) | 13:00〜15:23 |
砂の器 |
1月23日(金) | 19:00〜21:23 |
砂の器 |
1月24日(土) | 13:00〜15:23 |
砂の器 |
1月24日(土) | 16:00〜18:23 |
砂の器 |
1月24日(土) | 19:00〜21:23 |
砂の器 |
1月25日(日) | 15:00〜17:23 |
砂の器 |
作品が見つかりませんでした。 |
チケット情報
料金
当日
- 一般
- 1,000円
- any会員
- 800円
- 学生
- 800円
- 青少年(18歳未満)
- 500円
- 特別割引
- 500円
基本情報
上映期間 |
2004年1月23日(金)〜25日(日) |
上映作品 | 1作品 |
チケット情報 | 有料 |