瀬戸内少年野球団
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瀬戸内少年野球団
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瀬戸内少年野球団
作詞家・阿久悠の少年時代を戦後の淡路島を舞台にノスタルジックに描く
夏目雅子の遺作となった……
昭和20年8月15日、この日を境に日本の進む道は大きく方向転換した。舞台は戦後の混乱期の淡路島。帰還兵が戻って来れば人々には喜びと悲しみが交錯する。大人は混沌とした中で生き方を模索している日々。子供もその流れに巻き込まれていく。主人公の竜太は初等科5年生男組の級長。級友の三郎はバラケツ(ヤクザ)に憧れている。そこに海軍大将だった父と共に東京から一人の少女、歩女(むめ)転校してくる。竜太と三郎の父は戦死をし、歩女の父も戦犯として罪を問われようとしていた。大人も子供も皆戦争による闇を心の傷として抱えている。ある日島に進駐軍がやってきた。右往左往する大人達。子供達はガムやチョコに群がる。そんな子供達に担任の駒子先生は「人としての誇りを忘れてはいけない。そのためにも野球を始めましょう」と提案する。彼女自身もまた深い傷を心に抱えた一人であった。手作りの野球道具。満足な試合もできないが皆野球に慰めを見いだしていく。原作は阿久悠。監督は篠田正浩。篠田自身、「終戦は敗戦でありそれはぬぐい去れない屈辱にみちた悲劇」と感じていたそうだが、この原作を読んで「悲劇の裏の明るさ」に気づいたそうだ。27歳の時白血病で亡くなった夏目雅子の最後の映画作品であり、登場人物を見ても過ぎ去った昭和を感じる。心の内にある郷愁を感じさせる作品である。
解説:岩尾三千代(コミュニティシネマ/プログラムコミッティ)
1984年/日本/143分
監督:篠田正浩
原作:阿久悠
撮影:宮川一夫
音楽:池辺晋一郎
出演:夏目雅子、郷ひろみ、伊丹十三、岩下志麻、大滝秀治、渡辺謙 、ちあきなおみ
上映/イベントスケジュール
上映期間:2004年7月17日(土)〜19日(月)
日付 | 時間 |
上映作品 イベント |
7月17日(土) | 13:00〜15:23 |
瀬戸内少年野球団 |
7月17日(土) | 16:00〜18:23 |
瀬戸内少年野球団 |
7月18日(日) | 13:00〜15:23 |
瀬戸内少年野球団 |
7月18日(日) | 16:00〜18:23 |
瀬戸内少年野球団 |
7月19日(月) | 13:00〜15:23 |
瀬戸内少年野球団 |
7月19日(月) | 16:00〜18:23 |
瀬戸内少年野球団 |
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チケット情報
料金
当日
- 一般
- 1,000円
- any会員
- 800円
- 学生
- 800円
- any会員の学生
- 500円
- 青少年(18歳未満)
- 500円
- 特別割引
- 500円
基本情報
上映期間 |
2004年7月17日(土)〜19日(月) |
上映作品 | 1作品 |
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