2001年宇宙の旅〈新世紀特別版〉

鬼才スタンリー・キューブリックとSF作家の大御所アーサー・C・クラークが共同で脚本を書き上げた本作品はSF映画の傑作として、その名を語りつがれています。映画が完成したのは1968年。今は既に2003年ですが、映画の中で予想されている2001年には、まだ、追いついていないようです。しかし、世の中は物凄い早さで回転し、ちょっと前までは考えられなかった事さえも、どんどん現実となって日々、私達を驚かせてくれています。感情があるように思われるHAL9000というコンピューター、人工冬眠……。これらも、いつか現実となる日がくるのでしょうか？少ないセリフのかわりに響きわたるクラシックと当時の技術を駆使した特撮を是非ともスクリーンでご堪能下さい。そして、驚くべき結末にもご期待下さい。人間は宇宙に何を求め、宇宙は人間に何をあたえてくれるのでしょうか……。
解説：山口市立図書館（コミュニティシネマ／プログラムコミッティ）