作品タイトル「The Well-Tempered」は古典調律のひとつで、ある純粋な音程を保とうとすると、他の音程を純正にすることができない、という矛盾を解決する方法を指している。J.S.バッハのピアノ曲を背景に、中村恩恵と首藤康之の優美で洗練されたデュオを展開しながら、現代に生きる個人と個人が時に奏でてしまう不協和音や、そのひずみに耳を澄ませること、そして他者に対する寛容の重要性を静かに語りかける。
日本を代表するトップダンサー2人が織りなす洗練されたデュオ。
中村恩恵+首藤康之
日本を代表するトップダンサー2人が織りなす洗練されたデュオ。
作品タイトル「The Well-Tempered」は古典調律のひとつで、ある純粋な音程を保とうとすると、他の音程を純正にすることができない、という矛盾を解決する方法を指している。J.S.バッハのピアノ曲を背景に、中村恩恵と首藤康之の優美で洗練されたデュオを展開しながら、現代に生きる個人と個人が時に奏でてしまう不協和音や、そのひずみに耳を澄ませること、そして他者に対する寛容の重要性を静かに語りかける。
ダンサー/振付家
ローザンヌ国際バレエコンクールにてプロフェッショナル賞受賞後渡欧。イリ・キリアン率いるネザーランド・ダンス・シアターに所属し、世界を牽引する振付作家達の創作に携わる。2007年より、活動拠点を日本に移し振付家としてNoism、新国立劇場バレエ団等に作品提供するなど活躍の場を広げている。
ダンサー
9歳からバレエを始め、15歳で東京バレエ団に入団。19歳で「眠れる森の美女」デジレ王子で主役デビュー。その後、モーリス・ベジャール、ジョン・ノイマイヤー、イリ・キリアン、マシュー・ボーンなどの世界的な振付家の作品に出演。2004年東京バレエ団を退団、特別団員となる。以降、映画や舞台などの世界にも表現の場を拡大。2007年ベルギー王立モネ劇場で、シディ・ラルビ・シェルカウイ振付「アポクリフ」を世界初演。ドイツにてピナ・バウシュが芸術監督を務めるNRW国際ダンスフェスティバルに参加するなど、国内外を問わず活動の場を広げている。
振付:中村恩恵出演:中村恩恵、首藤康之楽曲:J.S.バッハ
山口情報芸術センター[YCAM]公演スタッフ
舞台監督:岩田拓朗舞台:宇野三津夫照明:高原文江音響:西村悦子アーカイブ:丸尾隆一会場サイン:角田なおみ
チケットオフィス:土居美智子、石崎智子、辰村 絢、篠田千春、大村智子広報:廣田ふみ教育普及:会田大也、岡田理絵、菅沼 聖企画・制作:塩見直子、竹下暁子