あらゆる要素が常に変化しつつ、そこに奇妙なオブジェ、動物の着ぐるみ、オープンリール、立方体のオブジェといった舞台装置が、いずれも〈ダンスという現象〉を探り出すためのシーケンスとして用いられる。さらに、昇降式の巨大スクリーンシステムや、ドラムやギターなどの多数の生楽器、10台のプロジェクターと5台のカメラ、さらにリレー形式で創作された振付などによって、作中で描き出されるモティーフも激しく変化していく。
変わり続けるダンス、連なり続けるモティーフ
映像、音楽、ダンスが幾重にも重なり、連続し、時には分断されながら展開していくライブパフォーマンス。