実際にイベントなどのガイド役で使用されている、三菱重工開発のコミュニケーションロボットwakamaruが、働き者のモモコと、働けなくなったタケオの役で登場する。働くことを機能とするロボットが、働けなくなったら、という物語には、ロボットと人間が互いを気遣う関係、さらに人間がロボットに投影していく「人の心」のあり方が見えてくる。また、本作では、人間とロボットの「自然な」対話を実現するため、台詞を発する「間」においても、緻密な演出がなされている。
※「wakamaru」は三菱重工が開発したコミュニケーション・ロボットです。