テーブル上に投影されたラインにあわせて、音符の役割となるキャンディを配置すると、様々なリズムが生まれる。当初は、Webカメラとコンピュータというシンプルな機器を用い、画像認識技術を応用したプロトタイプとして制作された。誰もが簡単に操作でき、さらに複数のプレイヤーが同時に演奏したり、キャンディー食べながら楽しむことができる。
キャンディを使って音楽の演奏ができる楽器を中心としたインスタレーション。
カイル・マクドナルド
キャンディを使って音楽の演奏ができる楽器を中心としたインスタレーション。
テーブル上に投影されたラインにあわせて、音符の役割となるキャンディを配置すると、様々なリズムが生まれる。当初は、Webカメラとコンピュータというシンプルな機器を用い、画像認識技術を応用したプロトタイプとして制作された。誰もが簡単に操作でき、さらに複数のプレイヤーが同時に演奏したり、キャンディー食べながら楽しむことができる。
アーティスト
コードを用いて作品を制作するアーティスト。
「openFrameworks」のようなアートとエンジニアリングのオープンソース・ツールキットのコントリビューターであり、アーティストたちが新しいアルゴリズムを創造的に利用できるようにするツールを開発している。
アイデアや計画を完成前に公開し、共有する手法を採用しており、ネットワーク・コミュニケーションと演算をクリエイティブに覆し、グリッチや構造的なバイアスを探り出し、これらの概念を拡張して、アイデンティティから関係性まであらゆるものごとを転倒させるような作品を生み出している。またコンピュータービジョンとインタラクションを探求するワークショップも頻繁に企画している。
ニューヨーク大学ITPの非常勤教授を務めたほか、F.A.T. Labのメンバー、openFrameworksのコミュニティマネジャーとしても活動してきた。また過去には カーネギーメロン大学 STUDIO for Creative Inquiryに滞在し、作品制作をおこなった。作品 は、NTTインターコミュニケーション・センター[ICC]、アルス・エレクトロニカ、Sonar/OFFF、 Eyebeam、Anyang Public Art Project、Cinekidをはじめとする、世界各地の美術館やフェス ティバルで展示されている。
山口情報芸術センター[YCAM]では、Guest Research Project vol.1として「ProCamToolkit」 (2011)、また「Reactor for Awareness in Motion(RAM)」(2012〜2013)でYCAMに滞在、 共同開発をおこなっている。作品展示としてカイル・マクドナルド「I Eat Beats」(2011)真鍋大度+カイル・マクドナルド+ザカリー・リーバーマン+テオドア・ワトソン「The Janus Machine」 (2011)。