このシステムを用いることで、身体の動きのデータを簡単にコンピューターに取り込むことができます。送信されたデータは「RAM Dance Toolkit」で使用することができるほか、Open Sound Control(OSC)をサポートする多くのクリエイティブコーディング環境でも使用できます。
MOTIONERの最大の特徴はローコストであることです。通常であれば数百〜数千万円もの価格のモーションキャプチャーユニットを、10万円程度で制作することができます。また、安藤洋子をはじめとする一線級のダンサーとのコラボレーションの中で開発されているため、使用者のストレスが少なく、レイテンシーの少ないシステムになっています。さらに慣性式を採用しているため、衣類の内外を問わず使用する事ができます。
このほか、MOTIONERのためにデザインされたオリジナルの取り付け具を用いることで、体型にかかわらず、効率的に動きを計測できる部位にセンサーを装着することもできます。