佐賀市で最も古い老舗旅館「松川屋」に生れる。5歳の時、実家が「張込み」ロケ隊の宿舎となり、映画に目覚める。早稲田大学演劇科を卒業後、「キネマ旬報」パリ駐在員。1985年から「古湯映画祭」の総合ディレクターを勤め、その功績により「佐賀新聞文化奨励賞」を受賞。佐賀新聞のコラム「シネマトーク」は1700回、連載40年を超え、記録を再診中。主な著作は「黒澤明 音と映像」「清張映画にかけた男たち」「一人でもできる映画の撮り方」など多数。2010年6月にモスクワ映画祭に招待され、日本代表として「黒澤明シンポジウム」で講演を行った。現在は佐賀大学の特任教授として教鞭をとる。