国際交流基金において1990年より現在まで、アジアと日本の美術交流事業を手がける。担当した展覧会として「美術前線北上中―東南アジアのニューアート」(1992)を口火に「イ・ブル」 (2003)などを担当。日本現代美術のアジアへの紹介をおこなう。また、アジアのキュレーターとの協働事業にて「アンダー・コンストラクション」展(2002-2003)を始め、近年では「他人の時間」展(2015-2016)などを担当した。さらに、アジアの若手キュレーターの情報交流とネットワーク構築を目的に「アジア次世代キュレーター会議」(2006-14)や、「Condition Report」(2015-17)を実施すると共に、アジアのアートスペース・ガイド(2002、05、09)やThe Japan FoundationAsia Center Art Studiesシリーズ(2015-18)を発行。