1955年生まれ。1980年京都市立芸術大学陶磁器専攻科修了後、イタリア政府給費留学生として国立ファエンツァ陶芸高等教育研究所にてエトルリアのプッケロの研究をおこなう。帰国後、沖縄のパナリ焼、西アフリカの土器、縄文期の陶胎漆器の研究や再現を通して芸術の始源を研究。近年はたこつぼ漁、野良仕事に没頭し、人間の営みが芸術に変換される視点と場の形成に関する研究を重ね、公開講座「ネオ民芸」の運営とその実践として「サイネンショー」の活動をおこなっている。現在、京都芸術大学教授、滋賀県立陶芸の森館長、IAC国際陶芸学会理事。