1973年横浜生まれ。より遠くに行ける可能性のある作品を生み出すため、ある方法論を持ちつつも、その方法論のそれ以上「引き寄せないように、それをいつまでも掴んでいないように、すぐ手放すように」心がけるという、それ自体が不思議な方法論で演劇作業を実践する。
2005年「三月の5日間」で第49回岸田戯曲賞を受賞。同年7月「クーラー」で「TOYOTA CHOREOGRAPHY AWARD 20005-次代を担う振付家の発掘」最終選考に出場。2006年6月ドイツ ミュールハイム劇作家フェスティバル"Stuecke'06/International Litetrature Project in the course of the Football World Cup 2006"に日本劇作家代表として参加。同年12月新国立劇場the LOFTにて「エンジョイ」発表。2007年デビュー小説集「わたしに許された特別な時間の終わり」を新潮社より発表し、翌年第二回大江健三郎賞受賞。2008年3月「フリータイム」をブリュッセル、ウィーン、パリと国際共同作品として発表。また国立美術館30周年記念公演、森美術館主催「六本木クロッシング展」に参加するなど多方面に活動を展開する。2010年9月、あいちトリエンナーレ2010にて「わたしたちは無傷な別人である」を発表。2013年には初の演劇論集「遡行―変形していくための演劇論」を河出書房新社より敢行。2013年9月には最新作「地面と床」を発表。