1970年東京生まれ。父親は舞踏家で「大駱駝艦」の創始者である麿赤児。弟は俳優の大森南朋。坂本順治監督、井筒和幸監督らの作品に助監督として参加。2001年、自らプロデュースし、出演した『波』(奥原浩志監督)で第31回ロッテルダム映画祭優秀アジア映画賞”NETPAC AWARD”を受賞。2003年、『赤目四十八瀧心中未遂』(荒戸源次郎監督)の製作に携わる。満を持して2005年、『ゲルマニウムの夜』で初監督。初メガホンにも拘わらず堂々とした作風と独自の感性が評価され、多数の国際映画コンペティション部門からオファーが相次ぐ等、海外からも注目が集まっている。