1987年、ダムタイプに参加し、主に照明並びにテクニカル・マネージメントを担当する。21世紀に入ってからは、ギターリストの内橋和久+シンガーのUAとのインスタレーション/コンサート「path」、ダンスカンパニー Monochrome Circusとのコラボレーション「Refined Colors」「lost」などで、LED照明を使った作品の制作を開始。07年には白井剛(AbSt)・川口隆夫(ダムタイプ)・真鍋大度(ライゾマティクス)等9名のアーティストと共に作ったパフォーマンス作品「true/本当のこと」で,多方面に渡る「脳」に関する考察と、LED照明を含めたデジタル・ディバイス間と身体の同期に焦点を当てて,有機的な舞台を構築。09年から10年にかけては、その舞台装置を応用したインスタレーション作品「Time Lapse Plant」を発表し、横浜BankARTでの単独展示並びに、東京都写真美術館で開催された第2回恵比寿映像祭での展示を行った。
また、Daniel Yeung(香港)、 Ea Sola(フランス/べトナム)、Choy Ka Fai(シンガポール)、Daniel Kok(シンガポール)、Maxine Heppner(カナダ)、Ervi Sirén(フィンランド)、川口隆夫(日本)、鈴木ユキオ(日本)等の国内外のアーティストとのコラボレーションも活発に行い、10年からは大阪の山本能楽堂にて、古典的な能の演目にLED照明デザインを付ける試みも始めている。
また、2011〜12年と横浜で開催された「スマートイルミネーション」にて、遠隔同期をとったLED照明で、省電力かつ効果的な夜景の創出を試みている。
その仕事は,デジタル技術を積極的に舞台や美術作品に援用することで,身体とテクノロジーが確かな相互作用を結び、より解像度と強度の高い経験を観客に提示することをめざしている。