1947年生まれ。山口大学医学部卒業。大阪大学医学研究科単位習得退学。大阪大学医学部助手、金沢大学医学部助教授、山口大学医学部生理学第二講座教授を経て現職。医学部卒業以来30年以上にわたって、精神疾患及び精神の解明を目指して脳の基礎的研究を続けている。特に、ストレスによって起こる脳の形態的・生理的変化に注目している。現在、うつ病や統合失調症は、発達期の脳障害に由来するという考え方が有力である。私の研究室では、妊娠中のストレスによるラット胎仔の脳の変化と、ストレスを受けた胎仔が生まれて成熟した後の情動・学習行動との関連を研究している。趣味はテニスと読書。