1990年、日本大学芸術学部に在籍中の伊藤千枝、小山洋子、山下三味子によって結成。代表作『フリル(ミニ)』(2000年)で日本舞踊批評家協会新人賞を受賞し、アビニヨン・フェスティバル・オフ(アビニヨン/フランス)など海外数カ所でも上演。『FLOWER PICKING』(03年)は国内公演後、ストックホルムの野外劇場にて上演、2日間で7千人を動員した。このほか、『3mmくらいズレてる部屋』(06年)を金沢21世紀美術館、シドニーオペラハウスなどで上演。『あなたの寝顔をなでてみる。』(07年)は国際フェスティバル「JAPAN!CULTURE+HYPER CULTURE」(ワシントンD.C./アメリカ)、現代美術展「KITA!!: Japanese Artists Meet Indonesia」(ジャカルタなど/インドネシア)に招聘された。デザインユニットの生意気やgraf、オーストラリア人アーティスト、ジャスティン・カレオによる舞台美術など異分野とのコラボレーションにより、ダンス界のみならずデザイン界や現代美術シーンなど、他ジャンルからも高い注目を集めている。