1963年、長野県生まれ。1989年「ユリイカの新人」に選定され、以降詩作を継続して発表。また批評家として美術・写真雑誌を中心に多数寄稿。著書に「反写真論」(オシリス、1999年)、共著に「Blink」(Phaidon、2002年)、「カラー版 世界写真史」(美術出版社、04年)、「失楽園 風景表現の近代1870-1945」(大修館書店、2004年)など。1998年、第四回重森弘淹写真評論賞受賞。1988-2007年横浜美術館学芸員在任中、マン・レイ展、ロバート・フランク展、菅木志雄展、中平卓馬展、李禹煥展などを担当。2001年シアター・ユニットARICAを、藤田康城、安藤朋子、前田圭蔵らと設立、以降全公演のテクスト及びコンセプトを担当。ARICAは2005年カイロ国際実験演劇祭でベスト・ソロ・パフォーマンス賞受賞、2008年ジャパンソサエティ主催のニューヨークでの招聘公演に参加。2007年より明治大学大学院准教授。