R.E.マホニーはフィラデルフィア周辺の音楽とメディアアート界にとって非常に新しいムーブメントを起こす存在である。数多くのライブパフォーマンスやCD、DVDを含むビデオアート作品を制作し、1990年代前半テンプル大学在籍中にインディーロックシーンの急成長を明確に表したバンド「RECLINER」に参加する。「RECLINER」はオルタナティブな存在ではあるが世界各国でカルト的な人気を集めるフィラデルフィア出身のバンド「Bardo Pond」、「Versus」、「Helium」等を手がけた"スタジオ・レッド"のジャクソン・コックスをプロデューサー兼サウンドエンジニアに迎え、2枚のアルバムをリリースしている。
2002年、マホニーは実験的/個人的映画、即興音楽、そしてアバンギャルド芸術への深い傾倒に導かれて、マーシャル・アレンとジェームス・ハラーのコラボレーション作品へ出会い、二人の芸術活動に参加。彼は現在、自宅レコーディングスタジオで自身のバンド「BROTHER EYE」の新作アルバム制作を進める日々を送っている。