1961年、パリ生まれのダンサー、振付家、演出家、映像作家。サーカス、マイム、ダンスを学び、83年、バニョレ国際振付賞に入賞。同年、「カンパニーD.C.A.」を結成する。92年にはアルベールヴィル冬季オリンピック開会/閉会式の演出を担当し、世界中の賞賛を浴びた。サーカス的な技法をダンスに導入し、映像や音を駆使して、詩的にして奇想に満ちた表現で観る者を圧倒する。主な作品に『トリトン』(90)、『シャザム!』(98)、『Solo』(2003)、『Sombrero』(06)、『Coeurs Croisés』(07)など。映画やCM、ミュージカルやセレモニーの演出など、活動範囲は幅広い。