サンディエゴで育ったにも関わらず、人生一度もサーフィンをしたことがなく、大学で物理学を専攻するも、いまだにチャックの開閉に戸惑うほど不器用なポールは、金融業界での短いキャリアの後、エクスプロラトリウムにて、手回しの仕掛けから巨大なよじ登れる幾何学的構造物まで、10年以上に渡ってインタラクティブな展示のデザインおよび構築を手がけている。展覧会の設計の他、エクスプロラトリウムの数学ブログ「TANGENTS」 の運営も担当。「どうして人間は土を食べないのか?」などといったテーマで、教育ビデオやマルチメディアを用いた公開レクチャーを制作している。最近では、デジタルメディアを使って数学を教える、新しい方法論に取り組んでいる。