藤田貴大が全作品の脚本と演出を務める演劇団体として2007年に設立。現在では2ヶ月に1本という驚異的なペースと質で演劇作品の発表をし続けている。2012年3月主宰の藤田が26歳の若さで第56回岸田國士戯曲賞を受賞。12年より自らマームと誰かさんシリーズを企画し、様々なジャンルの作家との共作を発表。2013年8月今日マチ子原作「cocoon」の舞台化に成功。2015年6月-8月にかけて沖縄を含む全6都市にて大規模なツアーを決行。2013年9月小説家・川上未映子の書き下ろしテキストを一人芝居として上演、2014年3月に東京国際文芸フェスティバルのクロージングに招聘され、4月5月に全国7都市8会場に巡るツアーを敢行。2014年10月藤田貴大が野田秀樹の初期名作「小指)の思い出」を演出し中劇場デビュー。2015年12月寺山修司「書を捨てよ町へ出よう」の舞台化。また、2016年2月蜷川幸雄への書き下ろし「蜷の綿」を蜷川氏との同時上演を予定されていたが、実現が叶わなかった。また、近年ではレパートリー作品での海外進出や、イタリア人とのクリエイションなど国内外問わず、活動している。