ミカ・ヴァイニオ

ノルウェーのオスロを拠点に活動。Ø名義やPhilus名義でのリリースもおこなっているほか、イルポ・ヴァイサネンとともにPan Sonic（元・Panasonic）としても活動している。80年代初頭のフィンランドにおける初期インダストリアル／ノイズシーンにおいて、エレクトロニクスとドラムによる演奏活動を開始。現在ではそのソロ作品は、アナログ特有の温もりと、デジタル特有の厳格さを併せ持つことで知られており、抽象的なドローンでも、ミニマルなアヴァンテクノにおいても、常にユニークで、物理的なサウンドをつくりだしている。

作品はMego、Touch、Wavetrap、Sähköなどのレーベルでリリースしており、Suicideのアラン・ベガ、灰野敬二、ジョン・ダンカン、ステファン・オマリー、Merzbow、ブルース・ギルバートらとのコラボレーションもおこなっている。