1970年生まれ。朝日新聞の社会部記者として、盗聴法や住民基本台帳ネットワークなどデジタル監視問題についての報道を手がけた後、フルブライト・ジャーナリストとして米スタンフォード大学に留学。2018年、カナダ・クイーンズ大学大学院で、日本の国民識別制度と植民地の監視技術についての論文で社会学博士号を取得。オタワ大学特別研究員を経て、2021年からビクトリア大学教員(ブリティッシュ・コロンビア州)。アメリカ国家安全保障局(N S A)の世界監視システムを内部告発したエドワード・スノーデンに2016年、日本人ジャーナリストとして初のインタビュー。著書に『スノーデン、監視社会の恐怖を語る』、『スノーデン・ファイル徹底検証』(ともに毎日新聞出版)など。朝日新聞G L O B E+で「データと監視と私」、N P Jで「ビーバーテール通信:カナダから考える日本と世界」を連載中。