プログラミングによるデザイン、制作活動を行う。アルゴリズミックな感性をもとに画面上に自由な形状や動きを生成することが研究テーマ。最近は「数式を使っていかに、魅力的で親近感がわく形状や動きを自由に作れるか?」を制作テーマとしている。ポスターやレイアウトシステムなど主に紙メディアを中心として活動を開始し、90年代半ばからはインタラクティブな制作を開始。ライブなどでインスタレーションを多く手掛ける。一方で、研究成果を世の中に直結させることが必要と考え、自ら構築したシステム環境をアプリケーションソフトウェアに落とし込み、頒布している。独自の動きのプログラミング言語mel(Motion Express Language)を開発、提案し、実行環境を提供。また、制作スキルや考え方を共有するため、dag(Designing Algorithm Group)を結成。 著書に「Javaでモーションプログラミング」(広文社)などがある。ソフトウェアは「gam」,「mifi」等をリリース。
現在、国際情報科学芸術アカデミー[IAMAS]准教授。武蔵野美術大学非常勤講師。