1965年、大阪生まれ。大阪芸術大学在学中よりテレビ報道カメラマンのアシスタントにつく。1988年、学友らと、消え行く町を背景にギター流しを追ったドキュメンタリー「河内遊侠伝」が卒業制作学科賞。同年上京、映像プロダクションへ。1991年、退社後、歌手 高田渡を象徴的役柄に配し、映画「吉祥寺夢影(きちじょうじむえい)」を製作。1995年、北海道函館を舞台に、前作についで高田渡を配し、「とどかずの町で」を発表。他にテレビ番組、ミュージックビデオ、DVD作品等、多ジャンルの映像を手掛ける。16年ぶりの映画、2011年完成の「スケッチ・オブ・ミャーク」がロカルノ国際映画祭(スイス)批評家週間部門にてグランプリに次ぐ「審査員スペシャルメンション2011」獲得。全国の劇場でヒット。2013年8月より2014年4月まで 『「スケッチ・オブ・ミャーク」全国キャラバン上映会 』を敢行。車に上映機材を積んで単身全国のべ111カ所を巡回し 上映とトークショーを続けた。2018年、津軽三味線の巨星、故初代高橋竹山を軸に津軽地方の風土を描いた『津軽のカマリ』完成。同年から2019年にかけ、全国で多數の劇場公開。2019年9月より2020年3月まで『「津軽のカマリ」全国キャラバン上映会 』を敢行。全国のべ90カ所を巡回し 上映とトークショーを続けるが、あと30箇所を残し、コロナ蔓延のため、中断。初代高橋竹山没後25年に当たる2023年に再開の予定をしている。現在、新作(ドキュメンタリー映画)の制作中である。