1969年生まれ。立教大学文学部フランス文学科卒業。同大学博士課程では、バイリンガルの作家サミュエル・ベケットの自己翻訳をテーマに研究。翻訳書に、べケット「いざ最悪の方へ」(書肆山田)がある。1997年、ピーター・ブルックの来日公演で舞台字幕オペレータとして初めて演劇の現場に入る。2002年より阿部初美と組み、日本では数少ないドラマトゥルクとしての役割も担うようになる。そのほか、2005年「Re:Re:Re:place」(演出・高山明)2006年「アメリカ現代戯曲&劇作家シリーズ」(東京国際芸術祭)、2007年「死のヴァリエーション」(アントワーヌ・コーベ演出)、アジア国際共同製作「演じる女たちーギリシャ悲劇からの断章」(国際交流基金)などにも参加。