ジャケス・モレレンバウム

1954 年、リオ・デ・ジャネイロの音楽一家に生まれる。アントニオ・カルロス・ジョビン、エグベルト・ジスモンチ、カエターノ・ヴェローゾ、ジルベルト・ジルなどブラジルで最も重要な音楽家たちと長年共演、またアレンジャーとしても多大な貢献を果たしている。90 年初頭カエターノを通じて坂本龍一を紹介され、1992 年から2000 年に掛けて、坂本龍一の作品をピアノ、ヴァイオリン、チェロによるトリオに再編し演奏するプロジェクトに参加。1996 年にリリースしたアルバム『1996』（gut/For Life, Milan Records）は世界各国で賞賛された。2001 年には妻であり歌手のパウラ・モレレンバウム、坂本龍一と3 人で「Morelenbaum 2/Sakamoto 」を結成。トリオ・プロジェクトやMorelenbaum2/Sakamoto として世界各地で何度となくツアーを行なうなど、坂本龍一とは20年に及ぶゆるぎのないコラボレーションを続けている。