長尾洋史 | ながお・ひろし

1963年生まれ。千歳中学校、東京藝術大学音楽学部付属音楽高等学校、東京藝術大学音楽学部を経て、同大学大学院修士課程修了。安宅賞を受賞。宗廣祐詩、遠藤道子、米谷治郎の各氏に師事。95年パリ・エコールノルマルに留学。
ミシェル・ベッケ（トロンボーン）、エリック・オビエ（トランペット）、ジャン＝イブ・フルモー（サクソフォーン）らとの共演のほか、NHK交響楽団、東京交響楽団、東京都交響楽団、新日本フィルハーモニー交響楽団など主要オーケストラと共演。ソロリサイタルのほか、「東京の夏」「サイトウ・キネン・フェスティヴァル」などの主要音楽祭への出演、また、室内楽も積極的におこない、99年より「長尾洋史アンサンブル・シリーズ」を企画し、毎回好評を博している。
2011年にソロアルバム「リスト&レーガーを弾く（レコード芸術誌特選盤）」をリリース。現代音楽の分野では、国内外の作品の初演などを数多く手がけている。現在、国立音楽大学准教授。東京芸術大学非常勤講師。