1974年、東京都小金井市生まれ。2003年に劇団ハイバイを結成。 東京であり東京でない小金井の持つ「大衆の流行やムーブメントを憧れつつ引いて眺める目線」を武器に、家族、引きこもり、集団と個人、個人の自意識の渦、等々についての描写を続けている。
2012年、NHK BSドラマ『生むと生まれるそれからのこと』で第30回向田邦子賞、2013年、舞台『ある女』で第57回岸田國士戯曲賞受賞。 近年は、『ワレワレのモロモロ』『なむはむだはむ』『いきなり本読み!』などの企画開発も積極的に行なっている。 また、岩井のこれまでの作劇の活動が、社会学的な「当事者研究」と通ずる部分も多く、近年は支援センターなどでもワークショップも開催している。 芸術の分野に拘らず、引きこもりやDVなどの社会問題を扱うメディア・支援団体との繋がりも増やしている。