1980年『ツィゴイネルワイゼン』(鈴木清順監督)を製作。映画と映画館を同時に立ち上げて上映するという“産直映画方式”を提唱。エアドーム型映画館で長期興行を成功させる。1989年『どついたるねん』で監督阪本順治と俳優赤井英和のデビューを手掛け、再び映画界に旋風を起こす。その後も清順監督『陽炎座』(81)『夢二』(91)、阪本監督『鉄拳』(90)『王手』(91)『トカレフ』(94)、また坂東玉三郎監督『外科室』(92)を製作。2003年『赤目四十八瀧心中未遂』を監督。主演 大西滝次郎、寺島しのぶの映画デビューを手掛け、30冠超の映画賞を受賞。更に14ヶ月のロングランという快挙を成し遂げる。2005年、大森立嗣監督『ゲルマニウムの夜』及び、東京国立博物館内に建てられた特設映画館・一角座の製作総指揮を執る。