舛井岳二 | ますい・がくじ

1979年生まれ。萩焼きの窯元で12年の修行を経て2021年、山口市にある毛利元就の菩提寺、洞春寺境内の納屋を改装して窯を開く。

修行時代の萩焼きの技術をベースとしながら中国の宋白磁や李氏朝鮮時代の白磁、また古墳時代の須恵器にあるような凛として佇まいのある器を目指して作陶。現在使われてる素材は磁器土や鉄分少なめの陶土をベースに洞春寺境内で取れた土やその他山口県内で使えそうな土を使用。

扱う素材と自身の技術を用いてその時々の組合わせによって生まれる新しい表現を常に模索している。