1980年、神奈川県横浜市生まれ。早稲田大学政治経済学部卒業。2007年に黒沢清監督作品『トウキョウソナタ』に助監督として参加して以来、フリーの助監督として活動。2011年、初の長編作品『夜が終わる場所』を監督。サンパウロ国際映画祭、トランシルバニア国際映画祭など世界中の国際映画祭に出品され、トロント新世代映画祭では特別賞を受賞する。2013年にはイギリス・レインダンス国際映画祭が選定した「今注目すべき日本のインディペンデント映画監督七人」にも選ばれ、2014年には日本人監督としては実に四年ぶりにベルリン国際映画祭のタレント部門に選出された。長編第二作『大和(カリフォルニア)』もタリン・ブラックナイト映画祭など様々な国際映画祭に出品され、VarietyやVICEなど国際的に影響力のあるメディアでも取り上げられた。シンガポールとの国際共同制作である『TOURISM』は昨年公開され、話題となった。また、脚本家としても活動しており、代表作には綾野剛主演の『孤独な惑星』や『ひかりをあててしぼる』などがある。