スウェーデンのストックホルムを拠点に活動し、スカンジナビアを代表する現代サーカスカンパニー。サーカス・シルクールは「サーカス」と「心臓」を組み合わせた造語。1995年、フランスのヌーヴォー・シルクに触発されたティルダ・ビョルフォスと若いアーティストたちにより「現代サーカスを通して世界を変える」というビジョンを持って設立。当初より、スピーディーで挑発的なステージが話題となり、どの公演も即日完売となるほどの人気を見せる。「現代サーカスを多くの人に体験してもらいたい」との思いから、障がいをもつ方を対象とした身体的機能やコミュニケーション術の強化を目指すトレーニングを実施するほか、1997年からはスカンジナビア初の現代サーカス教育を本格的に開始。このほか、ワークショップやレクチャー、サーカス・キャンプなども入れると年間約30,000人がシルクールを通してサーカスと触れ合っている。