旧ユーゴスラビア生まれ。リュブリャナ大学芸術学部美術史学科卒業、チェコのプラハ・カレル大学美術史研究所で博士号取得。現在、リュブリャナ近代美術館およびメテルコヴァ現代美術館でシニア・キュレーターを務める。ピシュクルの関心は、芸術領域に関係する、あるいは芸術にあらわれる政治的問題にあり、とりわけ旧ユーゴスラビア地域に関心を注いでいる。企画した展覧会、執筆、講義は多数。その多くは、ユーゴスラビアにおけるポストアバンギャルド運動やラディカル・エデュケーション、社会主義者による文化政治、非同盟運動についてである。2019年には、非同盟運動を扱った展覧会「南天の星座:非同盟運動の詩学」をリュブリャナ近代美術館において企画、開催。