g0v(ガブ・ゼロ)は、情報の透明性を追求する台湾のシビックテック(※)・コミュニティで、市民が社会参加するための情報プラットフォームやツールの開発に焦点を当てている。リーは、2ヶ月に一度開催しているハッカソンを主宰するg0v jothon(ジョソン)のチーフスタッフで、g0v Summit 2020の共同議長も務める。また、2016年から長期的な視点からg0vのコミュニティのインフラ向上に取り組み、「シビックテック・プロトタイプ助成」を設立し、可能性のあるプロジェクトを奨励している。2020年には、ゼロから学校の役割を再考するために教育プロジェクト「Sch001」を立ち上げた。
※市民がテクノロジーを活用して社会の課題を解決すること。「Civic 市民」と「Tech テクノロジー」をかけわせた造語。