バクダパン・フード・スタディ・グループは、8名の女性で構成される、食について語り合うアーティスト集団。
彼女たちは、食をお腹を満たすものとしてだけでなく、料理をはじめ、政治、社会、ジェンダー、経済、哲学、芸術、文化など、より幅広い問題について語るための道具にもなり得ると考えている。作品制作においては、アート、民族誌、リサーチ、実践を行き来しながら「食」に関して調査し、相互に参照しながらつくりあげている。また、リサーチ活動においては、芸術表現(パフォーマンス、インスタレーション、展覧会など)から日常生活の実践(料理、ガーデニング、読書など)に至るまで、その方法や形態を探求し、実験することに関心を持っている。