ドキュメンタリー映画監督。1969年、山口県周南市出身。大学卒業後、メーカー勤務ののち新聞記者となる。98年夏、台湾映画を見て初めて訪れた台湾で、台湾人のおじいさんに流暢な日本語で話しかけられ、日本人教師への思いを聞いたのをきっかけに台湾への興味を深めた。2000年、「映画で台湾を伝える」と決意し映画の世界へ。台湾の日本語世代が日本への複雑な思いを語る初監督作品『台湾人生』が09年に公開された。ほかに『空を拓く-建築家・郭茂林という男』(13年)、『台湾アイデンティティー』(13年)、『ふたつの祖国、ひとつの愛-イ・ジュンソプの妻』(14年)、『台湾萬歳』(17年)、著書に「台湾人生」(光文社知恵の森文庫)がある。現在、台湾南東の離島、蘭嶼を舞台にした次作を制作中。