触覚研究(触知覚現象、触覚の錯覚)の産業応用に早くから取り組み、自動車メーカとの共同研究で「触覚コンタクトレンズ」や、プラスチックを柔らかく感じさせる触感デザイン技術「ソフトフィールシボ」を生み出してきた。皮膚に密着して触覚を数倍に増幅させることができる「触覚コンタクトレンズ」は、2004年度のグッドデザイン賞を受賞。また、展覧会「TECHTILE2007」「ナゴヤデザインウイーク2010」の「NDP×Tech of NIT展」への出展など、触覚研究の啓蒙活動にも積極的に取り組んでいる。現在、名古屋工業大学大学院工学研究科機械工学専攻教授。