1943年生まれ。大駱駝艦主宰。1964年舞踏家、土方巽に師事をしながら唐十郎とともに劇団「状況劇場」を設立。60年代は、唐十郎の「特権的肉体論」を具現する役者として、その怪物的演技術により、演劇界に多大な影響を及ぼす。1972年に舞踏集団「大駱駝艦」を旗揚げし、 舞踏に大仕掛けを用いる手法「天賦典式」を導入。その作品は、日本のみならずアビニヨンフェスティバル(フランス)、 アメリカン・ダンスフェスティバル参加により海外でも大きな話題となり、舞踏を「BUTOH」として世界を席巻する。 ダンサー、役者、演出家として多様な表現ジャンルを越境しながら、舞台芸術の分野で先駆的な地位を確立している。1974年、1987年、1996年、1999年、2008年舞踊評論家協会賞受賞。2006年文化庁長官表彰受賞。2011年11月にはスペイン、フランスでのツアーを予定。