朴鈴子
(
ぱく・りょんじゃ
)
エデュケーター

1983年生まれ。大阪府出身。大学卒業後、社会人になる準備ができていなかったため、The University of the Arts(アメリカ・ペンシルヴァニア州)大学院博物館教育学修士課程に進学。グリーンピースを白米の代わりにしたり、ガムを噛んだ際の唾液で空腹をやり過ごしたりするほどの孤独な貧乏暮らしに耐えながら、博物館教育について学ぶ。
同大学大学院修了後に帰国し、京都国立近代美術館の教育普及担当に着任。大阪の実家から毎日2時間かけて通勤しながら、学校教育における鑑賞学習の支援や展覧会に合わせたワークショップの企画などをおこなうほか、世代間交流や教科横断学習といった、多様な文脈で美術館と関わることができるプラットフォームの形成を模索。同館での主な担当企画に、中高生など若年層における美術館へのイメージの転換を目指すプロジェクト「美術館の放課後」(2014年)などがある。
2015年4月、YCAMのスタッフに着任。地元の学校との連携事業を中心に、パブリック・プログラムの企画、オリジナル・ワークショップのファシリテーションなど教育普及事業全般を担当。多忙を極める学校の先生の目線に立ちながら、YCAMの機能や人材を活かした教科教育のための新しいコンテンツを実現できるよう、なにわナンバーの自家用車「山ちゃん」で広大な山口市内を走り回っている。
在籍期間
2015年4月〜2018年5月
専門分野
- 博物館教育
- 鑑賞教育
いま関心のあること
- 山口の人々の暮らし(とくに高校生)
特技
- まったく人見知りをしない
- 長距離走(フルマラソン)
- 綿密な旅行計画(最安保証、サバイバル覚悟)