1984年生まれ。和歌山県出身。高校卒業後、関西学院大学商学部に入学。在学中に友人と近隣の女子大を巻き込み、スポーツサークルを結成。サークル内恋愛禁止という厳しい戒律の下、バスケやサッカー、スノーボードといった様々なスポーツをエンジョイするともに、サークル運営に従事。今ではメンバー総勢150名を超える同大学屈指の巨大サークルに成長した。
大学卒業後は、音楽や映画などのエンターテインメント分野への興味からカルチュア・コンビニエンス・クラブに入社。1年目に配属された大阪・ミナミの TSUTAYA EBISUBASHI での業務を通じて「情報の編集と流通」に興味を持ち、同社のエンターテインメント情報サイトのディレクター職へ異動、拠点を東京に移す。また、この時期からバンド「networks」の初代マネージャー(メンタル担当)として、ほぼ毎週ライブに同行するようになり、同時にDJ活動も開始。都内のクラブを中心に精力的にプレイする。その後も会社のオンライン事業や電子書籍事業のサービス設計、それらのUI・UXデザインなど、手がける業務の幅を拡げたが、デザイン思考や実践的なデザインスキルの必要性を痛感し、退社。2013年4月に情報科学芸術大学院大学(IAMAS)に進学。
IAMAS在学中は、自発的に発生する〈連合〉や〈組合〉といった「アソシエーション」が生まれる条件について研究をおこない、岐阜県をフィールドとした「美濃のいえ」や「クラブトレイン」などのコミュニティ・デザインのプロジェクトを実践。修了後も岐阜県に残り、IAMASの研究員と行政向けコンサルタント会社の勤務を両立しながら、プロジェクトを継続。
2016年4月、YCAMのスタッフに着任。「RADLOCAL」をはじめとする人材育成プログラム、コミュニティ・デザインに関するプロジェクト全般の企画を担当。地域における「働くこと」「遊ぶこと」「暮らすこと」の新しいあり方を追求するとともに、「人々がたくらむ社会」の実現に向けて日夜暗躍している。
2016年4月〜2020年3月