1982年生まれ。愛知県出身。高校卒業後、武蔵野美術大学造形学部映像学科に入学。在学中は映像を中心に、写真やパフォーマンス、プログラミングなどを学ぶ。卒業後、名古屋の出版社に就職するも間もなく倒産。ハローワーク通いと犬の散歩で糊口をしのいだ後、東京藝術大学大学院映像研究科修士課程メディア映像専攻に入学。ゆとり教育全盛の時代に逆行した徹底的なスパルタ教育を受ける。
修了後は、同専攻の助手としてスパルタ教育の片棒を担ぐとともに、作品の制作、デジタル・デバイスやソフトウェアの開発、ワークショップの企画などをおこなう。しかし、2011年の東日本大震災を契機に自らの活動を見つめ直すようになり活動を休止。
2012年4月、YCAMのスタッフに着任。「地域に潜るアジア」などの展覧会やワークショップ、地域資源の活用に関する研究開発プロジェクトの企画などを担当。かねてより疑問を抱いていた社会(あるいは美術)の硬直化した制度から自由になるべく、山口で型にはまらない活動を展開する人々から刺激をもらいながら、既成概念にとらわれないチャレンジングな企画を試みている。
2012年4月〜2019年3月