1989年生まれ。神奈川県出身。神奈川総合高等学校でアニメーションや演劇について学んだ後、慶應義塾大学環境情報学部環境情報学科に入学。アナログな素材を用いてデジタルデータを表示する「実体ディスプレイ」を中心に、インタラクション・デザインを学ぶ傍ら、同級生たちと自分の欲しいものを自分でつくる「乙女電芸部」を立ち上げ、ワークショップイベントなどを多数開催する。同学科卒業後は、研究員として母校に残り、学会発表など研究活動を継続。
2013年4月、YCAMのスタッフに着任。主にYCAMで発表される作品の映像やデバイスのエンジニアリング、技術的なリサーチなどを担当。作品が技術的なデモンストレーションに留まることなく、アーティストのビジョンやコンセプトを鋭く反映し、観る人に新たな視点を与えられるよう、クリエイティブかつ丁寧な制作を心がけている。