1977年生まれ。山口県出身。西京高等学校卒業後、名古屋外国語大学外国語学部英米語学科に入学。在学中は英米文学を学ぶ傍ら、ミュージシャンを目指して音楽活動に没頭。大学卒業後は、新設の名古屋学芸大学メディア造形学部映像メディア学科の助手として、メディア・アートに関する教育活動に従事。その後は名古屋学芸大学と大同大学で非常勤講師を務める。
2012年、情報科学芸術大学院大学(IAMAS)修士課程に入学。コンピューターと身体の関係を軸としたメディア表現について研究した後、修了後はスタッフとして大学に残り、機材やネットワークの管理などを担当する。
また、2010年ごろからアーティストとして、DJ、VJ、インタラクティブ作品の制作、舞台映像の演出など、幅広く活動。参加した主な展覧会に「anima-Flip Flap Animation」(2009年/名古屋)など。参加したライブイベントに「TAICOCLUB’11」(2011年/長野)など。参加した舞台演出に演劇組織KIMYO「ジョナサン」(2013年)など。また、他のアーティストの作品制作にもエンジニアとして参加し、高嶺格の「いかに考えないか」(2011年)、「ジャパン・シンドローム」シリーズ(2011年〜)などの作品ではシステム開発をおこなう。
2015年4月、YCAMのスタッフに着任。展覧会や公演など、YCAMの主催事業全般における音響機器のプランニングやオペレーション、制作に必要なソフトウェア開発などを担当。高校卒業以来、19年ぶりに帰ってきた故郷・山口に、これまで培ってきたメディア・テクノロジーにまつわる知識や経験を還元すべく業務に邁進するとともに、山口にこれまで出来上がっては消えていったクラブシーンの2015年以降のあるべき姿を模索している。