田吹東悠 （ たぶき・あゆ ） エデュケーター

1991年生まれ。山口県出身。2007年に実施された国際学力調査において、日本の学力が参加国中下位に低迷したという報道に触れたことをきっかけに、将来にわたって長く活用できる知識や、その習得方法について考えるようになる。

高校卒業後、山口大学教育学部 学校教育教員養成課程 教科教育コース 国語教育選修に入学。在学中は学校教育について学ぶとともに、太宰治の小説作品に特有の文体「女性独白体」の研究をおこなう。卒業後は同大学大学院教育学研究科 教科教育専攻 国語教育専修に進学し、引き続き研究を重ねたのち、小学校から高等学校までの専修免許状（国語）を取得。

在学中からYCAMのサポートスタッフとして、コロガル公園シリーズをはじめとする教育普及プログラムの補助に従事するほか、山口市内のファブラボ「Fablab Yamaguchi」の運営にも参画。大学院修了後はFablab Yamaguchiを運営する株式会社アワセルブスに入社し、Fablab Yamaguchi内での機材講習やワークショップの企画制作を担うほか、同社が実施しているプログラミング教育の普及推進事業に従事する。

2017年4月、アワセルブスに籍を残しつつ、YCAMのスタッフに着任。YCAMが実施する小中学校での取り組みのコーディネートや、サポートスタッフの指導／育成などの教育普及事業全般を担当。子どもだけでなく、幅広いバックグラウンドを持つ人々が参加できる学びの場を生み出すべく、日夜市内を奔走している。