ビートニク映画祭
アメリカで50年代〜60年代にかけてアメリカ文学で独自の存在感をもち、ヒッピーやアンダーグラウンドで活動をする人々から絶大な指示を受けた"ビートニク"に関連した映画を上映します。
上映作品7作品
作品上映
チャパクア
Chappaqua
作品上映
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チャパクア
Chappaqua
アルコール・ドラッグ中毒の治療にサナトリウムを訪れた男が体験する幻想世界をシュールなタッチで描く異色ドラマ。監督・主演・脚本・製作は伝説の映画監督コンラッド・ルークス。撮影は『キャンディ・マウンテン』(監督)の写真家・映画監督のロバート・フランク。音楽は世界的なシタール奏者ラヴィ・シャンカール。
1966年/アメリカ/82分/ブルーレイ
監督:コンラッド・ルークス
撮影:ロバート・フランク
美術:レギ・パグニズ
音楽:ラヴィ・シャンカール
音楽監修:フィリップ・グラス
出演:ジャン・ルイ・バロー、コンラッド・ルークス
作品上映
ドント・ルック・バック
Don't Look Back
作品上映
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ドント・ルック・バック
Don't Look Back
フォーク・ロックムーヴメントの先駆者ボブ・ディランの、64年のイギリスツアーを追ったドキュメンタリー。アコースティック・ギターから転向した彼の、初のエレクトリック・アルバム“Bringing It All Back Home”に収録されている“Subterranean Homesick Blues”を冒頭に、ファンの嬌声と取材陣に迎えられてのロンドン空港到着の模様から始まり、約2週間にわたるツアーを、コンサート・シーンとプライヴェート・シーンを織り交ぜて映し出す。
1967年/アメリカ/96分/35mm
監督:D・A・ペネベイガー
出演:ボブ・ディラン、ジョーン・バエズ、アラン・プライス
作品上映
スウィンギング・ロンドン1&2
Tonite Let's All Make Love in London & Fire in the Water
作品上映
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スウィンギング・ロンドン1&2
Tonite Let's All Make Love in London & Fire in the Water
60年代後半、英国を席捲したいわゆる“スウィンギング・ロンドン”のムーブメントをめぐり、その中心地ロンドンの光景をとらえたドキュメンタリー。当時のカウンター・カルチャーを代表する音楽シーンから、ザ・ローリング・ストーンズを追った記録映像のほか、当時ニュー・タイプの映画スターとして売っていたマイケル・ケイン、ジュリー・クリスティ、ヴァネッサ・レッドグレイヴや、ポップ・アートの旗手アラン・オルドリッジ、デイヴィッド・ホックニーほかへのインタビューが当時を象徴する曲に乗せて綴られる。監督はザ・ローリング・ストーンズの「チャーリー・イズ・マイ・ダーリング」などの作品で知られる映像作家、ピーター・ホワイトヘッド。尚、最初の公開時のタイトルは、パート1が「トゥナイト・レッツ・オール・メイク・ラブ・イン・ロンドン」。パート2は「アクエリアス」である。
1967・1977年/イギリス/114分/ブルーレイ
監督:ピーター・ホワイトヘッド
出演:ザ・ローリング・ストーンズ、エリック・バードン
作品上映
シッダールタ
Siddhartha
作品上映
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シッダールタ
Siddhartha
文豪ヘルマン・ヘッセの世界的ベストセラーで、ビートニク世代のバイブルと言われた同名小説を原作に、シッダールタ(釈迦)の悩める一生を描く。ビートニクたちと交流し東洋思想に傾倒していたコンラッド・ルークスの『チャパクア』に続く2作目にして最後の作品。撮影はイングマール・ベルイマン作品で知られるスヴェン・ニクヴィスト。72年ヴェネチア国際映画祭銀獅子賞受賞。
1972年/アメリカ/85分/35mm
監督:コンラッド・ルークス
原作:ヘルマン・ヘッセ
撮影:スヴェン・ニクヴィスト
美術:マルコム・ゴールディング
音楽:ヘマン・クレール、グリプラサンナ
出演:シャシ・カプール、シミ・ガーレワール
作品上映
キャンディ・マウンテン
Candy Mountain
作品上映
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キャンディ・マウンテン
Candy Mountain
現代を代表する写真家でもあり、ビートニク直系のロバート・フランクとライター、ワーリッツァーの共同監督による、ジム・ジャームッシュなどに大きく影響を与えたロードムービー。トム・ウェイツ、Dr.ジョン、J・ストラマーなど玄人好みのミュージシャンが多数出演しているのも見どころの一つ。
1987年/スイス・フランス・カナダ/91分/35mm
監督:ロバート・フランク、ルディ・ワーリッツァー
脚本:ルディ・ワーリッツァー
撮影:ピオ・コラッディ
音楽:ハル・ウィルナー、デヴィッド・ヨハンセン
出演:ケヴィン・J・オコナー、ハリス・ユーリン
作品上映
ジャック・ケルアック/キング・オブ・ザ・ビート
Kerouac, the Movie
作品上映
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ジャック・ケルアック/キング・オブ・ザ・ビート
Kerouac, the Movie
1957年に発表した『オン・ザ・ロード/路上』で一躍時代の寵児にのぼりつめたジャック・ケルアック。この映画は”ビートニクの帝王”としていまだに根強い人気をもち続けるケルアックのドラマチックな人生を再現したドキュドラマである。マサチューセッツの小さな街ロウエルに出現した時から,マリン・カウンティ、そしてカリフォルニアにいたるまでのケルアックの姿がドラマと本人の映像、バロウズやギンズバーグなどの証言によって浮き彫りにされる。
1985年/アメリカ/72分/ブルーレイ
監督:ジョン・アントネッリ
出演:ジャック・ケルアック、ウィリアム・バロウズ、アレン・ギンズバーグ
作品上映
裸のランチ
Naked Lunch
作品上映
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裸のランチ
Naked Lunch
59年に発表され、その先鋭的言語表現とドラッグ感覚に濃く彩られた内容で一大センセーションを巻き起こしたウィリアム・バロウズの同名小説の映画化。バロウズの愛読者で、映画化の企画を長年温めていたというデヴィッド・クロネンバーグが監督、脚本を手がけ、製作は『シェルタリング・スカイ』のジェレミー・トーマス、撮影は『戦慄の絆』のピーター・シャシスキー、音楽は『ビッグ』のハワード・ショアが担当。
1991年/イギリス・カナダ/117分/ブルーレイ
監督:デヴィッド・クローネンバーグ
原作:ウィリアム・バロウズ
撮影:ピーター・サシツキー
音楽:ハワード・ショア
上映/イベントスケジュール
上映期間:2014年6月26日(木)〜29日(日)
日付 | 時間 |
上映作品 イベント |
6月26日(木) | 13:00〜14:22 |
チャパクア |
6月26日(木) | 15:30〜17:06 |
ドント・ルック・バック |
6月26日(木) | 17:30〜19:24 |
スウィンギング・ロンドン1&2 |
6月27日(金) | 13:00〜14:25 |
シッダールタ |
6月27日(金) | 15:00〜16:31 |
キャンディ・マウンテン |
6月27日(金) | 17:00〜18:12 |
ジャック・ケルアック/キング・オブ・ザ・ビート |
6月27日(金) | 19:00〜20:57 |
裸のランチ |
6月28日(土) | 13:00〜14:54 |
スウィンギング・ロンドン1&2 |
6月28日(土) | 15:30〜16:52 |
チャパクア |
6月28日(土) | 17:30〜19:27 |
裸のランチ |
6月29日(日) | 13:00〜14:12 |
ジャック・ケルアック/キング・オブ・ザ・ビート |
6月29日(日) | 15:00〜16:31 |
キャンディ・マウンテン |
6月29日(日) | 17:00〜18:25 |
シッダールタ |
6月29日(日) | 19:00〜20:36 |
ドント・ルック・バック |
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チケット情報
料金
当日
- 一般
- 1,300円
- any会員
- 800円
- 特別割引
- 800円
- 25歳以下
- 800円
備考
チケットは当日券のみ。館内2階・スタジオC前の券売機でご購入ください。
特別割引は、シニア(65歳以上)と障がい者および同行の介護者が対象となります。
基本情報
上映期間 |
2014年6月26日(木)〜29日(日) |
上映作品 | 7作品 |
チケット情報 | 有料 |